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ニコラウス・アーノンクールとの出合いがぼくに大きな影響を与えました。
そのころすでに有名であった師でしたが、恥ずかしいことにぼくは師の名前さえ知りませんでした。寮の隣部屋のマーガレットが師の授業に出て、興奮しながらMino もいってみたらと言うので初めは聴講したのですが、あまりに面白い授業なのでさっそくアルノンクールの推薦をもらい主科として授業をうけました。夢中になりいつのまにか4年間も師のところに通っていました。

当時ぼくはモーツァルテウム管弦楽団とオーストリア現代音楽アンサンブルのフルート奏者として、また、オーストリア現代音楽アンサンブルメンバーとして、現代音楽をオーストリア国営放送局(ORF)で頻繁に録音していた頃でしたので、ぼくにとってバロック音楽やルネサンス、中世の音楽へのアプローチは現代音楽を演奏することと同様、とても面白く自由になれる場所でした。これは今でもあまり変わりません。グローバルな歴史観によって、ヨーロッパにおいては「古楽器科」とうい音楽大学の閉鎖的分野はすでに20世紀の遺物となり、古楽器は他の一般的な楽器と平等に並んで、開かれた学科になっています。


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