きっかけ
素晴しい師との出会い
閉ざされた音大への道
リコーダー奏者として
Part 1〜お笑い編
Part 2〜怒り編
Part 3〜苦笑い編
リコーダーのこと
リコーダーの簡単なご紹介
リコーダーと「たてぶえ」


上の写真:Glamour Shots



そもそも私がリコーダーを始めたきっかけというのは、みなさんと同じく小学校の音楽の時間のあの「たてぶえ」でした。

小学3年生の時の担任の先生がたまたまリコーダー好きで力を入れていたため、私はすぐさま影響を受けて「ふえきち(笛気違い)」と化し、本当にたてぶえばっかりを吹いている女の子だったのです。

リコーダーのプロがこの世に存在することを知ったのも当時のことで、私はこの頃から「リコーダーを吹いて生活できたらなあ」と漠然と考えていました。
 


私が本格的にリコーダーを習い始めたのは中学2年の夏のことでした。

小学生からずっとピアノを習っていたのですが、どうも性に合わないというか、例えばバッハの曲なんかはすでに編曲されたものをリコーダーで吹いていたため知っているものが多かったのですが、それをピアノでやっても全然思い通りに弾けないのです。

「リコーダーでやったらもっと楽しいのに」という苛立ちがつのり、それは「リコーダーをもっと本格的に学びたい」という思いに変わっていきました。

両親もはじめは「せっかく何年もピアノを続けてきたのに勿体ない」と取り合ってくれなかったのですが、そのうち私の気持ちが真剣であることが伝わり、ついにピアノをやめてリコーダーを習い始めることになったのです。
 
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